早速ですが、
カメラ📷・ミシン👕・アコーディオン🎹
ジーンズ👖・ネクタイ👔・鉄道🚃・保険💼
これらは、皆さん、どれも聞いたことや見たことがあるものばかりではないでしょうか?☆
これらのアメリカの生活文化を
日本にもたらした伝道師がいます。
日本が鎖国していた時代に
日本人として初めて米国大陸に上陸し、
海外との懸け橋となって今の日本の礎を築いた
その人物こそ、 ”ジョン万次郎”です!
彼の半生が描かれた『Heart of Samurai』(アメリカの児童作家 マーギー・プロイス 著)は、
数々の賞と栄誉を受賞しています✨
~ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂~
2011年に、優れた児童書に送られる児童文学賞
「ニューベリー賞」を受賞したのを機に
アメリカの小中学校での教材となり、
アメリカの子どもたちに人気だそうです✨
NHKの「歴史秘話ヒストリア」でも取り上げられていました😊
ジョン万次郎に影響を受け、活躍した偉人はたくさんいます!
元々は攘夷思想だった坂本龍馬も、
ジョン万次郎の海外からの情報に影響を受けて考え方が180度変わり、
開国派となって、倒幕の立役者となりました。
また、ジョン万次郎はアメリカから帰国後、
高知城下の藩校「教授館」や薩摩藩の「開成所」教授、
そして、明治政府の命を受け、開成学校(現 東京大学)でも
教壇に立ち、アメリカで学んだ航海、造船、測量、英語を教えていました。
その中には、
・明治維新で活躍し、その後明治時代には政治家として活躍した"後藤象二郎"
・三菱財閥の創業者である"岩崎弥太郎"
・『学問のすゝめ』を書き、一万円札にもなっている"福沢諭吉"や
・自由民権運動の父と呼ばれる政治家の"板垣退助"らも、
ジョン万次郎から学んでいました。
ですが、元々は、ジョン万次郎の生まれとしては、
身分制度が厳しく、教育を受けられない身分でした。
しかも、お父さんを9歳で亡くし、
一転、14歳の時、初漁で漂流し、
143日の生きるか死ぬかのサバイバル生活を経て
ホイットフィールド船長との奇跡的で運命的な出会いをきっかけに、アメリカに渡米します⛴
人間愛に溢れたホイットフィールド船長のおかげで
日本では受けられなかった教育をアメリカで受け、
言葉もわからないところから努力して
成績はトップだったといいます✨
鎖国している当時の日本はというと、
意図せず、漁に出た際に遭難したとしても、
海外に行ったというだけで
日本に戻ることが許されず、戻れば死刑になる時代。
ましてや、漂流した日本人を助けて
日本に送り届けてくれた外国船にも
大砲を打つほど閉ざしている時代でした(1837年 モリソン号事件)。
そのため、海外からの日本の評判は良くなく、
このままでは、諸外国に植民地にされかねない
日本が大変なことになると危機感を感じて、
命がけで帰国し、無血開城に貢献しました。
どんな困難な状況でも、考え抜いて創意工夫し
"絶対に諦めない"不撓不屈の精神で
世のため人のための志に人生をかけた方です。
私自身、その生き方やあり方に勇気をいただき、
挫けそうになっても、絶対に諦めないぞと、
立ち止まったり、後ろを向いても
また前を向いて進もうと立ち返ってこられました✨
私も、ジョン万次郎のように
かっこいい生き方をしたいなと思います😆✨